本日のプレーオフ3試合の結果
- PHI-WAS 114-122 PHI 3-1でリード
- UTA-MEM 120-113 UTA 3-1でリード
先手を取ったのはグリズリーズ
2-1とユタがリードで迎えたGAME4
GAME4までくると、お互いの手の内がわかってきて更に面白くなる。
今日のグリズリーズの最初のプレイ。いきなりセットプレイを入れてくる。
アンダーソンからJJJへの見事なアリウープパス。
このあとのポゼッションでは、バランチュナスがあえてのミドルを決める。
そのすぐ後には、またもバランチュナス。今度は3Pを狙っていくがこれはミス。
ただ、狙いとしては面白いし意表を突く意味では効果的。
ペイント内のディフェンスが堅かった両チーム
今日のゲーム、特に両チームのディフェンス良かった。
ジャズはゴベア、グリズリーズはバランチュナスと共にドロップディフェンスで
ペイント内の得点を殺せていた。
これも、ピックアンドロールからゴベアがいい位置でボール貰ったが、ベインが
下で狙っていてそのままTOでファストブレイクポイントを奪っている。
ただ、両チームともペイントでのディフェンスを意識するからか、ディフェンスが
シュリンクしてしまい、キックアウトされてオープン3を打たれる場面が多かった。
その点で、このディフェンスはシューターにボクダノビッチ、イングルス、オニールを
揃えているジャズに有利なシステムかもしれない。
グリズリーズは、モラント、JJJ、アレンとシューターはいるけれど今日も3P:28.6%と
相変わらず振るわないので、ジャズからすると外を捨ててバランチュナスに入れない事に
集中した方が失点は少ないと考える事も出来る。
今日もファウルトラブルに苦しむディロンブルックス
このシリーズ、好調のディロンブルックス。
ただ、GAME3大事なところでファウルアウトするなどハッスルディフェンスが
行き過ぎてしまうところがツライ。
今日も1stからいいシュートを続けてチームに勢いをつける。
しかし2nd残り6:22で3つ目のパーソナルファウルでベンチに退く。
ブルックスのトップから仕掛けるハードなディフェンスと、バランチュナスの存在が
合わさってグリズリーズのディフェンスを形作っていたので、ブルックスがベンチに
下がると、ミッチェルのペイントへのドライブがいきなり鋭くなる。
ただ、この時間帯ジャズも柱のゴベアが2つ目のパーソナルをもらってベンチに下がって
いるため、グリズリーズもペイントへのアタックが多い時間帯。
このタイミングでブルックスと交代で入ってきたアレンが値千金の3を沈めて同点に。
前半残り2分のエース対決
前半とても奇妙だったのが、ジャが来ない。。。という事。
もちろんコート上にはいる。ただ、静かすぎる。2nd残り2:22でまだ7点。
GAME2で50点近くスコアしたプレイヤーとは思えない静かさ。
しかしここから覚醒する。2分で7点を一気に積み上げる。さすがエース。。。
そしてここで黙ってないのがジャズのエース、ドノバンミッチェル。3Pでアンサー。
59ー54の5点差でジャズリードで前半を終える。
2ndハーフはゴベアで始まる。
1stハーフで0点だったゴベア。今日はピックに行ってロールするもバランチュナスや
その他の早いカバーでゴベアにホットラインがつながらない。
2nd始まってすぐ、そのゴベアに立て続けにボールが回るようになる。ここで、今日の
ゲーム最大の10点差に開く。
ただ、メンフィスも食らいつきユタのタイムアウト後すぐファストブレイクでスコア。
その次のポゼッションでゴベアに渡ったボールをモラントがブロックで阻止。
ゴベアはここでリングの支柱をたたいてテクニカル取られるも崩れなかった。
ミッチェルがジャズを引っ張る
ここから必死に食らいついてくるグリズリーズを引き離したのはやはりエースミッチェル。
このプレイの後、ブルックスのファウルを誘う3を放ちフリースローを獲得。
3rdの最後のポゼッションでクラークソンがこの3P。リードを13点にしてラストクォーターに。
追いかけるグリズリーズ
4Q立ち上がり、グリズリーズのオフェンスは疲れも出たのか単調に。
焦りも出た感じだったが、8:31にジャズがとったタイムアウトが逆にグリズリーズを
落ち着けてしまう。そこから怒涛の追い上げで1ポゼッション差まで詰め寄る。
しかしここまで。
マイクコンリーが、ここでゲームをコントロール。グリズリーズ得意の早い展開に乗らず
時間を使ったハーフコートオフェンスを展開。
こういう展開になった時のベテランPGの存在は本当に大きいと思えたゲーム。
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