ダラスはこのオフシーズンどのように動くのか?

NBA20-21

リックカーライルはクビにならない?

今日行われたGAME7でロサンゼルスクリッパーズに敗れてしまったダラスマーヴェリックス。

2008-09シーズンから指揮をとるリック・カーライルは、チームをプレイオフに9回導いたが、

ここ6回は全て1回戦で敗退。このオフは既にポートランドのテリーストッツや、オーランドの

スティーブクロフォードの退任が決まった。しかし、カーライルは来年も続投のようだ。

“He isn’t going anywhere,” 

マーヴェリックスオーナー_マークキューバン

ダラスのオーナーであるマークキューバンは一点の曇りもない。

ルカドンチッチとのマックス契約

このオフシーズンにまず行うのは、ルカ・ドンチッチとの契約延長になる。

2019-20年オールNBAに選出され、おそらく今シーズンもそうなるだろうドンチッチ。

2022-23シーズンにオールNBA基準をクリアして、サラリーキャップの30%相当の5年マックス

契約の対象になる。そうなった場合のサラリー予想は下記。

  • 2022-23 |$34.7M
  • 2023-24 |$37.5M
  • 2024-25 |$40.3M
  • 2025-26 |$43.1M
  • 2026-27 |$45.9M

これは、ダラスがドンチッチをフランチャイズプレイヤーとして置いておくなら当然

行うであろう契約であり、これを進めないとは考え難い。

そして、ドンチッチ本人もこの契約延長について前向きだ。

これにより、マーベリックスはドンチッチを26-27シーズンまでチームにおいておく権利を

得ることになるが、最終年にドンチッチはまだ28歳。怪我などなければ更に延長もあり得る。

ルカを中心にした時に周りに誰を固めるか

ドンチッチがフランチャイズプレイヤーである事は、LACとのシリーズを見ていても明らか。

ここからダラスが考えていくのは、フランチャイズプレイヤーのルカの周りを誰にするか?と

いう事になっていくだろう。

クリスタプス・ポルジンギス

Porzingis has been frustrated, often feeling more like an afterthought than a co-star as Doncic dominates the ball and the spotlight.

@espn_macmahon on Kristaps Porzingis

シリーズ終了後、ESPNのティムマクマホンは、ポルジンギスがドンチッチの相棒と見られて

いない事に不満をもっているとレポートしている。

今のダラスにとって、一番の悩みの種ではないだろうか。

LACとのシリーズにおいても13点/5.4リバウンド/1.3アシストというスタッツ。

ロールプレイヤーであれば平均的なスタッツで許されるかもしれないが、今のダラスに

おいて、一番の高給取り。

2020-212021-222022-232023-24
Kristaps Porziņģis$29,467,800$31,650,600$33,833,400$36,016,200
ポルジンギスの契約

このオフ、可能であれば彼を放出して補強をしたいところだと思うが、契約の重さに

加えて、怪我が多いので引き取り手が見つからない可能性が高い。

そうなると、ポルジンギスにはオフにトレーニングをしっかり行ってもらい健康的な状態で

21-22シーズンを迎えてもらうしか手がないという事になる。

ティムハーダウェイJr.

今期の活躍目覚ましいTHJ。シリーズでもいいところで3Pを決めるなどお父さん譲りに

勝負強さが垣間見えたシリーズだった。

彼は20-21シーズンまでの契約。

優秀な6thマンであり、プレイオフでは7試合すべてにおいてスターター起用されるなど

どちらでも行ける彼は、今のダラスにとっては必要な存在だと思っている。

しかし、ダラスは彼を使い20M強のキャップスペースを作りだそうとする可能性も残されている。

これまでと同じやり方ではプレイオフの1stラウンドは越せない事がわかってしまったダラス。

このオフの動きで10-11シーズンぶりに優勝を目指すチームを構築できるか。非常に興味深い。

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