本日のプレーオフ3試合の結果
- MIL-MIA 120-103 MIL 4-0で2ndラウンドへ
- DEN-POR 95-115 2-2でタイ
- PHI-WAS 132-103 PHI 3-0でリード
- UTA-MEM 121-111 UTA 2-1でリード
エースドノバン・ミッチェルが怪我から復帰したUTAが、GAME2を制してシリーズをタイに。
そして舞台をグリズリーズの本拠地❝フェデックスフォーラム❞に移しての第3戦。
元メンフィスのフランチャイズプレイヤー
マイク・コンリーは2007年ドラフト1巡目4位で、メンフィスグリズリーズから指名を受け
NBA入りします。2016年にはグリズリーズとマックス契約を結びますが、その年脊髄骨折の大けがを
負います。その後2019年にユタジャズに移籍。今回は古巣との戦いでもあります。
今日は、そのコンリーが爆発。1stハーフだけで3P4本沈めて12得点で前半を終えます。
2ndは更にギアが上がり、ゲームを通して7/10の3Pを含む27点とチームを盛り上げます。
ガチンコ勝負を仕掛けたディロン・ブルックス
コンリーが素晴らしい活躍をする中で、ディフェンスで闘志を燃やす男がメンフィスに。
ディロンブルックス。ここ2年で大きく成績を伸ばしている4年目が、コンリーにガチンコ
勝負を仕掛けます。ゲーム中も双方トラッシュトークを繰り返す場面もあり、まさにガチンコ。
今日のブルックスは、3Pの精度こそ低かったものの27点の大活躍。
ジャ・モラントに続く得点をあげます。
このシリーズの実は見どころだったリバウンド王対決
このカード、実はリバウンド王対決に注目をしていました。
しかし、GAME1はゴベアが、GAME2はバランチュナスがファウルトラブルに陥っていました。
ゴベアが2位でバランチュナスが3位。この2人がいる事で両チームのリム下が安定しています。
1stハーフまでのリム周りはゴベアの完全勝利。バランチュナスはポストでボール受けますが仕事をさせて
貰えません。しかし、バランチュナスがポストで受けるとジャズディフェンスはシュリンクするので、
そこからキックアウトする事で味方の得点を演出していきます。
1stハーフ、ゴベアに完全に止められていたバランチュナスですが、3rdに覚醒します。
ペイントのスペースをうまく見つけるだけでなく、オフェンスリバウンドからの得点が光ります。
結局今日は、ゴベア15点/14リバウンド バランチュナス10点/13リバウンドでゴベアに軍配。
ユタはとにかく3Pが入った
今日のゲーム、ユタはとにかく3Pが決まります。
チームで19/43で44.2%の確立で決めていきます。
ファストブレイク時も、ゴベアをペイントに走らせて残りはスペースを広く作ります。
ゴベアにディフェンスがよる事で更にシューターが打ちやすい環境を意図的に作る。
これが成功します。
最後は、今日のゲームの精神的な支柱だったメンフィスのブルックスがファウルアウトした
ところでメンフィスの集中が切れます。
正直言うと、ブルックスがファウルアウトした時にジェンキンズがタイムアウトを
取って、チームを落ち着かせていれば追いつけなかった点差ではなかったと思っています。
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