デイミアン・リラードは移籍か残留か

NBA20-21

リラードは何を思う

昨日デンバーとの第6戦を終え、シリーズ2-4で敗退してしまったポートランドトレイルブレイザーズ。

ポートランドのエース、デイミアンリラードが試合後にインスタグラムにアップした1枚を巡り

様々な憶測が飛び交っている。

画像は、ゲーム終了時にデンバーナゲッツのヨキッチと健闘を称えあう姿に見えるが、、

How long should I stay dedicated? How long til oppotunity meet preparation

Damian Lillard _ IG

いつまで献身的でいる必要があるのか? 準備を満たす機会までどれくらいかかるのか?」

ラッパーのニプシーハッスルの曲を引用し、このような投稿をしている。

この投稿をする直前のプレスカンファレンスでもこのような事を言っている。

We came up a short against a team without their starting point guard and their shooting guard. Will Barton didn’t play and Jamal Murray didn’t play and we came up short. Obviously, where we are isn’t good enough to win a championship if it’s not good enough to get out of a first-round series with two of their best three, four players not on the floor.

Damian Lillard

マレーもウィルバートンもいないのに負けてしまったという事にかなり失望しているコメント。

リラードの時代

Photo: Getty Images

ポートランドは2012年ドラフト全体6位で、デイミアン・リラードを獲得。

2012年から指揮を務めるテリーストッツと共に、2013-14シーズンから2020ー21シーズンまで

8年連続でプレーオフに出場。2018-19シーズンはウエスタンカンファレンスファイナルまで進むが、

ゴールデンステイトウォーリアーズにスイープされる。

今シーズンはカーメロアンソニー、ロバートコビントン、エネスカンターなどの補強を行い臨んだが、

レギュラーシーズンをW42-L30(.537)のウエスト6位で終える事になった。

テリーストッツHCの退任

6/4、ポートランドからストッツが退任するとニュースが流れた。

ストッツは2012-13シーズンからの9年間で402勝し、フランチャイズの歴史の中で

2番目に勝利数が多いヘッドコーチであり、8年連続でプレイオフに導いたヘッドコーチである。

しかし、シーズン中から何度もストッツ退任についての噂は出ており大きな驚きはなかった。

この退任の背景には、リラードをポートランドに引き留める目的があるのは明らかで、

実際、リラードは次のヘッドコーチにレイカーズのアシスタントコーチであるジェイソンキッド

(または、ビラップス)推薦しているという噂が流れた。

しかしその後キッドHCの候補から辞退する事を宣言する。

Dame “not making demands of any kind” on hiring of Blazers’ next head coach,

@sam_amick

そして、リラードがヘッドコーチの選定について、何の要求もしていないというコメントも出た。

リラードは移籍か残留か

FG%3P%FT%PTSASTTRBMP
2013-140.4390.3860.89422.96.55.142.4
2014-150.4060.1610.78121.64.64.040.2
2015-160.3680.3930.9126.56.34.339.7
2016-170.4330.2810.9627.83.34.537.8
2017-180.3520.30.88218.54.84.540.5
2018-190.4180.3730.83326.96.64.840.6
2019-200.4060.3940.9724.34.33.535.8
2020-210.4630.4490.9434.310.24.341.3
リラードのプレイオフにおけるスタッツ

30歳を迎えたリラード。今プレーオフでは自身のFG%、得点およびアシストにおいて過去最高

スタッツを残している。

確かにここまでの活躍をしているのも関わらずデンバーに敗退した事を考えると、いつまでこれを

続けなければならないのか?と言いたくなる気持ちも分かる気がする。

ESPNの「First Take」で、スティーブン.A.スミスは、「すでに6~7チームがブレイザーズに

リラードのトレード話を持ち掛けている」と明かした。その中には、ニックス、ヒート、そして

クリッパーズも含まれるとしている。

これまでポートランド一筋のリラードが、このオフどういう動きをするのか注目したい。

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