本日のプレーオフ3試合の結果
- WAS-PHI 95-120 PHI 2-0でリード
- ATL-NYK 92-101 1-1でタイ
- MEM-UTA 129-141 1-1でタイ
待ち望んでいたエースの戦線復帰
ウエスタンカンファレンス第一シードであるユタジャズ。
グリズリーズはプレイインから勝ち上がってきて勢いがあるとは言え、レギュラーシーズンでは
3戦3勝。むしろジャズからすれば得意な相手かと思われました。
しかしGAME1開始直前に思いもよらないアクシデントが起こります。
レギュラーシーズン終盤に足首をねん挫し、ラスト3試合出ていなかったミッチェル。
シューティング練習にも登場し、GAME1復帰予定だった彼にジャズのメディカルスタッフから
待ったがかかりました。これにはドノバン自身も満足していないとコメントを出していますが、
それ以上に動揺したのはチームメイトでした。
ゲーム中明らかに浮足立ち、リムプロテクターのゴベアも26分のプレイでファールアウト。
チームも4Qでなんとか追い上げますが、112-109でアップセットをされる結果となりました。
1stクォーターから存在感を見せるドノバン
久しぶりにコートに表れたドノバンは、序盤から見せます。
1本目の3Pを決めた後、数ポゼッションは久しぶりのゲームという事で上手く連携出来ない
部分がありましたが、2本目の3Pをアンド1で4点プレイに仕上げます。
1stクォーターで3P3本含む12点をスコアしたドノバンの勢いは、そのままチームに伝播していきます。
6th man of the Game
先日、ジャズのジョーダンクラークソンが6thマンオブザイヤーを受賞し、チームメイトのイングルスが
クラークソンに渡すという感動的な一幕がありました。
今日の6thマンオブザゲームは、そのジョーイングルス!
3ポイント3本含む14点をスコアし、そのFG%は驚異の100%
チームも2Q中盤に敷いたゾーン含めディフェンスが機能しMEMに得点を許しません。
1stハーフ終了時点で20点の差をつけて折り返します。
3Qの思わぬ反撃
1stハーフは、UTAがペースを掴み一気に点差を広げていきました。
その間MEMはファウルトラブルに苦しみます。バランチュナス、ブルックス、JJJのスタート3人が、
それぞれパーソナルファウル3つずつコールされます。特にペイントでバランチュナスが不在は
ゴベアにやりたい放題やられる結果となりました。
※このゲームはとにかくレフリーの笛が軽かったです。
そこでMEMの意地を見せたのが2年目ながらエースの風格漂うジャ・モラント
この試合1人で47点/4REB/7ASTのスタッツを叩き出します。(得点でプレイオフのフランチャイズレコード)
彼の活躍もあり3クォーターで一気に点差を縮め、一時は5点差まで詰め寄りました。
しかし反撃もそこまで。
最後は勢いに乗るUTAの猛攻を凌げずにゲームエンド。
UTAの強さが存分に出た試合展開でした。
これでシリーズは1-1のタイ。次節からMEMのホームに移動しての第3戦。
UTAはレギュラーシーズンそのまま駆け上がっていくでしょうか??
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